「純水」とは?洗車の仕上がりが変わる理由を解説

著者 - Dr.CAR WASH川越

ただの洗車では無く、出張ボディメンテナンスショップDr.CAR WASH川越です。
コーティング・ボディ面を本来の輝きへリフレッシュ。

【対応エリア】
埼玉県川越市、ふじみ野市、富士見市、志木市、朝霞市、新座市、三芳町、所沢市、狭山市、さいたま市、東京都(一部)

「洗車したはずなのに、乾いた後に白いシミが残ってしまう」——そんな経験はありませんか。実はこの悩み、水そのものが原因であることがほとんどです。

Dr.CAR WASH川越の泡洗車では、仕上げのすすぎに「純水」を使用しています。今回は、この純水とは何なのか、なぜ洗車に使うと仕上がりが変わるのかを詳しく解説します。

目次

純水とは

純水とは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分、いわゆる不純物を、特殊なフィルターによって極限まで取り除いた水のことです。

純水を作る

普段私たちが使っている水道水には、目には見えませんがミネラル分や塩素など、さまざまな物質が溶け込んでいます。これらは飲料水としては問題のない範囲ですが、洗車という用途においては、実はやっかいな存在になります。

なぜ水道水だと白いシミが残るのか

洗車後、ボディに残った水滴が自然乾燥すると、水分だけが蒸発し、水道水に含まれていたミネラル成分だけがボディの表面に取り残されます。

洗車後、ボディに残った水滴が自然乾燥するとボディ表面に蓄積されます

この状態が繰り返されることで、シャンプー洗車だけでは落とせない頑固な水垢(イオンデポジットやウォータースポットと呼ばれる白いシミ)へと変化していきます。

「雨ジミ」という言葉を耳にすることもありますが、実は雨水そのものには、蒸発を経ているためミネラル分がほとんど含まれていません。シミの本当の原因は、洗車の際に使う「水道水」の方にあるのです。

埼玉県の水質は洗車にとっては最悪

全国の水質

埼玉県の水質は、全国でもワースト2位の硬度を誇ります。これは飲水としてではなく、あくまでも洗車にとって最悪の水だということです。
水道水に含まれるカルシウムやミネラル分が他県と比較して圧倒的に高濃度のため、ボディーに付着した水道水が乾くとすぐに水シミとなります。

しっかりと拭き取りを行い、水滴の状態で放置しない場合でも薄っすらと膜状に残ったミネラル分はボディーに付着し続けていくので、洗車を行えば行うほど塗装面に厚い膜を形成し続けるのです。

純水を使うとどう変わるのか

純水はミネラル成分をほとんど含まないため、ボディの上で水滴が乾いてしまっても、白い跡がほとんど残りません。これが、純水を使った洗車(いわゆる純水洗車)が水シミ対策として注目されている理由です。

具体的には、以下のような違いが生まれます。

水シミ・水垢が残らない

乾燥後もミネラル分が残留しないため、白い跡が発生しにくい

拭き上げの手間を大幅に減らせる

水道水の場合はシミを防ぐために手早い拭き上げが欠かせませんが、純水であれば自然乾燥に任せられる場面が増える

細かい傷がつきにくい

水道水にはごく微量の不純物が含まれており、拭き上げの際にボディを傷つける可能性がありますが、純水はこの不純物がほとんどないため、拭き上げによる細かな傷(スワールマーク)のリスクを抑えられる

透明感のある艶に仕上がる

不純物を含まないため、車の表面に透明感が出やすく、ツヤのある仕上がりになる

コーティングの密着が良くなる

コーティングを施工する予定がある場合、不純物の取り残しがなくなることで被膜が塗装面にしっかり密着しやすくなる

純水はどうやって作られるのか

純水を作る方法には、主に2つの方式があります。

イオン交換樹脂方式

イオン交換樹脂と呼ばれる特殊な樹脂に水道水を通すことで、水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどを吸着・除去する方式です。
この樹脂を通過した水は、不純物の濃度を示す指標(TDS値)がほぼ0ppmまで下がるとされています。比較的コンパクトな装置で導入できるため、洗車専門店や家庭用の純水器で広く使われています。

逆浸透膜(RO膜)方式

極めて細かいフィルターで水分子だけを通し、ミネラルだけでなく細菌や微粒子まで除去する方式です。
イオン交換樹脂方式と比べてさらに高い純度の水を得られる一方、装置が大型化しやすくコストも上がる傾向があるため、より本格的な現場で採用されることが多い方式です。

純水洗車のメリット

改めて整理すると、純水を使った洗車の主なメリットは次の通りです。

  1. 水シミ・水垢のリスクを大きく抑えられる
    洗車後の仕上がりが安定しやすくなる
  2. 拭き上げの手間・時間を削減できる
    特に大型車や複数台を洗車する場合、その恩恵は大きい
  3. 細かい洗車傷を防ぎやすい
    不純物による摩擦が減ることで、コーティングの効果や持続性にも良い影響がある
  4. 見落としがちな箇所も安心
    ドアの隙間やエンブレットの裏など、拭き取りにくい場所も乾かすだけで済むため、拭き残しによる水垢を防ぎやすい
  5. 炎天下や屋外の洗車でも安定した仕上がり
    水分の乾燥を完全にコントロールできない環境でも、シミのリスクを抑えやすい

知っておきたい注意点

良いことづくめに見える純水洗車ですが、いくつか知っておきたいポイントもあります。

「純水=絶対にシミができない」わけではない

純水は水そのものが乾いてもシミになりにくいという特性を持ちますが、周囲の環境や使い方によっては水垢が発生するケースもあります

水の使用量が増えることがある

拭き上げをしない前提で洗い流すため、水道水を使う洗車に比べて水の使用量が増える場合があります

既に付着している水垢はすぐには落ちない

純水洗車を始めたからといって、既存の頑固な水垢がすぐに綺麗になるわけではありません

装置を使う場合は品質管理が必要

純水器を使用する場合、内部のイオン交換樹脂は使用とともに劣化していくため、定期的な交換や水質の確認を怠ると、かえってミネラル分が残ってしまうことがあります

まとめ

純水とは、水道水からミネラルなどの不純物を極限まで取り除いた水のことです。洗車の仕上げに純水を使うことで、乾燥後の白いシミや水垢の発生を大きく抑えられるだけでなく、拭き上げによる細かな傷のリスクを減らし、透明感のある艶やコーティングの密着性の向上にもつながります。

一方で、「純水を使えば絶対にシミができない」というわけではなく、環境や使い方によって差が出る点、既存の水垢はすぐには落ちない点には注意が必要です。正しい知識を持って活用することで、その効果を最大限に引き出すことができます。

Dr.CAR WASH川越では、泡洗車(純水仕上げ)にてこの純水を使用し、水シミを抑えたクリアな仕上がりをご提供しています。
車両の状態やコーティングの有無に応じた適切な洗浄方法をご提案しながら、出張手洗い洗車を行っています。もちろん、法人向け出張洗車でも純水を使用します。

よくある質問

純水を使えば、洗車後の拭き上げは全く不要になりますか?

水道水に比べて拭き上げの手間は大幅に減りますが、環境によっては水分がホコリなどを巻き込むこともあるため、状況に応じた仕上げの拭き上げをおすすめしています。

純水は水道水と何が違うのですか?

水道水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が含まれていますが、純水はこれらの不純物をイオン交換樹脂などの方式でほぼ取り除いた水です。乾燥後にミネラル分が残らないため、水シミができにくくなります。

コーティング施工車にも純水洗車は効果がありますか?

はい。不純物の取り残しがなくなることでコーティング被膜が塗装面に密着しやすくなり、コーティングの効果や持続性を保ちやすくなります。

純水洗車をすれば、すでについている水垢も落ちますか?

純水洗車自体は新たな水垢の発生を防ぐことが主な効果のため、すでに固着してしまった頑固な水垢には、別途専用のケアが必要になる場合があります。

参考情報源

  • ソフト99洗車ナビ「洗車に純水を使用するメリットは?洗車の手順やポイントなどを解説」
  • ありのまま「純水器の効果とは?水シミの原因と対策|純水洗車の注意点を解説」
  • HID屋公式ブログ「純水洗車の適切なやり方とは?水道水との違いや純水のメリット・デメリットも解説」
  • ENEOSウイング サービスマガジン「純水洗車とは?純水で洗車をするメリットや水道水での洗車との違いを解説」
  • ポラリスカーコーティング「純水洗車のやり方完全ガイド」「純水洗車の効果を解説」
  • アストロプロダクツ「純水器のメリット・デメリット」
  • ANDT CARCARE「洗車に純水器はいらない?デメリットと不要な人・必要な人の判断基準」
  • あんしんJP「純水器で革命!拭き上げゼロの洗車テクニック完全ガイド」

※本記事は上記メディアの一般公開情報をもとに編集部にて構成したものです。

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